ファクタリング契約のおおまかな流れ
ファクタリングは自社の売掛金をファクタリング会社へ買取ってもらうサービスです。
資金を融資してもらう事ではありませんので、
システムをしっかり理解しておく必要があります。
そして、
ファクタリングには2社間と3社間とがあり、
それぞれの契約の流れは少々違いますので、
この2社間と3社間の違いをしっかり理解しておけば、
間違える事はないかと思います。
それでは、
ファクタリングのおおまかな流れは以下の通りになります。
1.ファクタリング会社に相談する
最初に、
自社で保有いている売掛金を買い取ってもらえるのか?
利用できるのか?の見込みを立てる為に事前に相談をすると良いでしょう。
特に、売掛先との交渉が必要な3社間のファクタリングを利用するのであれば、
事前に相談して、
協力してもらえるか?確認しておくと良いでしょう。
いくら評判の良いファクタリング会社でも、
自社には条件が合わない事もあるかもしれません。
事前にしっかりとした打ち合わせをして、
相談に乗ってもらっておけば、
契約に入る前に多くの情報が手に入れる事ができるので、
「契約する」「契約しない」の判断もしやすくなりますし、
担当者の対応を見て、誠実に向き合ってくれるのか?
自社に合うのか?が分かるので安心です。
また、
事前に相談して、
必要書類を聞いておくことで、
本契約に入る前に事前に書類を用意しておく事もできます。
2.申し込みを行う
事前に相談する事で良い条件でファクタリングをしてもらえる会社を見つけたら、
申込をして本契約をしていきます。
本契約の内容には、
①インターネット
②電話
③窓口
④郵送
この4つがあります。
それぞれメリットがありますので、解説していきますね。
①インターネット
ITのスキルが無い人には操作が難しく感日事もありますが、
基本的にネット環境があれば、どこからでも申し込みができるので、
ファクタリング会社の事務所が遠い場合でも、気にせず契約する事ができます。
②電話
顔を見ながらではありませんが、
直接電話でお話ししながら申込できるので、
相談しながら手続きをしたいと言う方にはおススメ!
・営業時間内に電話しなくてはいけない事
・相談した相手が毎回変わる可能性がある事
を除けば、
対面での会話が苦手な方にも、
顔が見えない分、質問もしやすいでしょう。
③窓口
ご自宅の近くにファクタリング会社があるのでしたら、
伺って契約するのも一つの方法です。
時間をファクタリング会社と合わせる必要があり、
手続き完了までに時間がかかる事が多いですが、
担当者としっかり顔を見ながらお話しできるので、
安心感が一番高いです。
④郵送
遠方にお住まいの方には一番おススメな方法ですね。
書類が届くまでじかんがかかったり、
書類に不備があった時は、手間が非常にかかります。
しかし、
書類を一個一個確実に理解して手続きをしていけるので、
堅実で身長に契約を交わしたいと仰る方には向いていると言えます。
契約後は、
キャンセルが難しくなるため、
申し込む前にしっかり契約書や利用規約をきちんと把握しておく事が大切です。
「契約を急がせたり」
「普段よりかなり安い手数料を提示する」など、
少しでもおかしいと思う事があったら悪徳業者の可能性も視野にいれておいて、
いつでも逃げられる様にしておいてください。
3.必要書類を準備・提出
申込みが完了したら必要書類を提出します。
個人事業主の方の場合、
仕事上なかなか自分の時間を取れない方も多いと思いますが、
審査してもらうためにも必要な書類です。
しっかり時間を作って、必要書類を集めてください。
以下が大抵のファクタリング会社に必要とされる書類です。
①身分証明書
②通帳のコピー
③売掛先との契約書
④請求書・見積もり
⑤印鑑証明書 など・・・
ファクタリング会社によって多少違いもありますので、
ファクタリング会社に確認してから揃えてください。
4.ファクタリング会社の審査
必要書類を提出して、
ファクタリング会社の審査を受けてください。
書類だけでは分からない事を電話や面談で質問される事が多いです。
以下の内容が良く質問される内容です。
①自社の事業内容
②売掛先の事業内容
③取引状況
④ファクタリングによる資金調達の理由
審査は早く終わらせたい物です。
早く審査が終わるためにも、
連絡が付きやすい状態にしておいてください。
5.ファクタリング契約を締結する
審査が終了し、契約内容や条件について納得できたら契約を締結していきます。
本契約書が発行されるのは、このタイミングです。
横着せず、一個一個の項目を確認して、良く読んでから契約を行ってください。
時々いらっしゃるのは、
事前に話ししているから大丈夫!と思い込んで、
契約書を満足に読まない人って多いものです。
相手が闇金の可能性も充分にあり得る事を理解しておいてください。
契約書は基本的に2通作成して、
自社とファクタリング会社とで1通ずつ保管しておく物です。
ファクタリング会社によっては、
印紙代を節約するために、1通だけ作成するか会社もありますので、
注意が必要です。
必ず自社用の契約書をもらって、自社で保管をしておいてください。
以上が「ファクタリング契約のおおまかな流れ」となります。
相手にちょっとでもおかしい事があれば、
警戒する事を忘れない様にしてください。
闇金や詐欺にあわない様にするコツです。
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ファクタリングとは何? 基本的な仕組みと注意点を解説!
ファクタリングとは何?
ファクタリングは、
簡単に言うと・・・
「貴方の会社の持っている売掛金を買い取って、
売掛先の支払いサイトより早く現金を入手する方法です。」
つまり、
時々言われる「債権買取」の事で、
資金調達方法の一つです。
売掛債権を利用して資金を調達します。
ファクタリング会社は、
貴方の持っている請求書を買取って、
請求書から手数料を引いた金額を貴方の会社に支払うと言うサービスを行っています。
ファクタリングは、
銀行からの借り入れや融資ではないので、
負債として増えていかない事が一番の特徴です。
ファクタリングの種類
ファクタリングを利用する目的や特徴、仕組みなどを種類別にご紹介します。
2社間ファクタリング
ファクタリングで一番使いやすいシステムが2社間のファクタリングです。
取引先にファクタリングをしている事がばれないので、
取引先との信頼関係が悪くならないで資金状況を改善できます。
2社間とは、
ファクタリング会社が貴方の会社から請求書を買い取って、
売掛金を貴方の会社に振り込んだら、
貴方の会社は売掛先の支払いサイトで入金されたら、
ファクタリング会社に売掛金を振込むというシステムです。
3社間ファクタリング
ファクタリングの中でファクタリング会社の手数料が一番安くすむ方法です。
売掛金をファクタリング会社が売掛先から直接回収するので、
ファクタリング会社にとって、リスクの少ない取引方法となります。
3社間ファクタリングとは、
ファクタリング会社が貴方の会社から請求書を買い取って、
売掛金を貴方の会社に振り込んだら、
売掛金を売掛先からファクタリング会社が回収するシステムとなります。
ファクタリングの注意点
ファクタリングを利用する際には注意点もありますので、
それぞれ開設していきます。
買取型のファクタリング
買取型のファクタリングの場合、
通常のファクタリングはこの買取型のファクタリングとなります。
取引先との契約の中に、「債権譲渡禁止」の記載が無いかを確認してください。
この「債権譲渡禁止」の項目があると、
ファクタリング会社の方では、債権を買い取る事ができなくなります。
また、
売掛金回収は一括になります。
分割して支払うなどの記載のある物は買い取れませんので、注意が必要です。
不良債権のファクタリング
支払い期日を過ぎていたり、
回収不能になっている債権のファクタリングは利用できません。
支払い期日が近い物であれば良いでのですが、
支払い期日が過ぎてしまっている債権はただのリスクにしかならないのでファクタリングはできないので、
注意が必要です。
ファクタリングの現金化までの時間
ファクタリングは請求書を見せたからと言って、
その場ですぐに現金が手に入る物ではありません。
貴方の会社や、
売掛先の審査を行ってから現金が振り込まれます。
ですので、
申込をする時は、
前もって必要書類を用意しておいてください。
また、
急ぎで必要な場合は、
いつ現金化できるのか?
こちらのリクエストは聞いてもらえるのか?を確認しておいた方が良いでしょう。
また、
今は、webやオンラインで申し込みを完了できるファクタリングサービスを展開している会社もあります。
良く探してみて、
希望にあったファクタリング会社に相談してみるのも方法です。
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