ファクタリング利用中に他社に申し込みしても大丈夫?

よくある質問

ファクタリング利用中に他社に申し込みしても大丈夫?

「現在、利用しているファクタリング会社はとりあえずそのままで、
同時進行で他のファクタリング会社に申し込む事は可能?」
と言う質問があったので、
解説していきますね。

今、利用しているファクタリング会社から、
他のファクタリング会社に乗り換えたい時ってあると思います。
例えば、
・担当者の態度が悪い
・手数料の高さが納得できなし
・口座への振り込みが遅い
・ファクタリングから抜け出すための相談ができない
などなど、
いろいろな不満があると思います。

基本的に、
現在、ファクタリングのサービスを受けているからと言って、
「他のファクタリング会社に申し込みをしてはいけない」と言う決まりはありません。

ですので、
もし、
今、ファクタリングを受けている会社に不満がある様でしたら、
さっさと別のファクタリング会社を見つけて、
新たにサービスを受ける様にしましょう。

  1. ファクタリング利用中に他の会社へ申し込みをするのはOK?
  2. 他の方法で資金調達している場合、ファクタリング申し込みは可能?
    1. 【ビジネスローン】を利用している場合
    2. 【銀行融資】を受けている場合
  3. ファクタリング会社の乗換タイミングは?
    1. 担当者の対応が悪い時
    2. 債権譲渡登記が必要な時
    3. 手数料の高さに不満を感じた時
    4. 見積内容と契約内容が違う時
    5. 買取金額の入金が遅い時
    6. ファクタリング会社を探す時の注意点
  4. ファクタリングを複数社に(同じ債権で)依頼したらバレる
    1. ファクタリングの二重譲渡がバレるタイミング
      1. 支払い期日到来時
      2. 二重譲渡の内部通報があった時
      3. 自社の従業員からの問い合わせ
    2. ファクタリングで二重譲渡をすると起こる事
      1. 代金の支払不能になる
      2. 売掛先への通知が行われる
      3. 刑事告訴される事も
      4. 民事訴訟される事も
  5. ファクタリング業者間の情報共有はあるのか?
    1. ファクタリング業者間で情報共有がなされるケース
      1. 1.二重譲渡をした場合
      2. 2.同じグループのファクタリング会社
      3. 3.悪質なファクタリング会社の場合
  6. ファクタリング返さないとどうなる?
    1. <横領や詐欺になる可能性>
      1. ①売掛先に「債権譲渡通知」が通知されます。
      2. ②返済できないと損害賠償請求の可能性も
  7. ファクタリングは2社利用できますか?

ファクタリング利用中に他の会社へ申し込みをするのはOK?

先程も書きましたが、
他のファクタリング会社に申し込みをするのは問題ありません。
貴方が「どのファクタリング会社と継続して取引をし続けないといけない」と言う
ルールは存在していません。
また、
それを禁じる法律もルールもありませんので、
安心して他のファクタリング会社に申し込んでください。

とは言え、
他のファクタリング会社に申し込むのがNGなケースもありますので、
確認をしておいてください。

【二重譲渡の可能性がある場合】
【将来債権しか用意できない】

ファクタリングにおける二重譲渡とは、ファクタリング会社に売掛金を売却して資金を得た後、
同じ売掛金を別のファクタリング会社にも売却して資金を調達することです。
こうした行為は違法となりますので、
他のファクタリング会社には申し込みをする事はできません。

請求が確定していない将来債権については、多くのファクタリング会社が買取不可としているため、
そもそもファクタリングで利用することができません。

他の方法で資金調達している場合、ファクタリング申し込みは可能?

他の方法で資金到達をしている場合は
ファクタリングができるのでしょうか?
今回は、
【ビジネスローン】と【銀行融資】を見て行きましょう。

【ビジネスローン】を利用している場合

原則として、ビジネスローンを利用している最中にファクタリングの申し込みをすることは可能です。
「ビジネスローンの利用がファクタリングの契約に支障をきたすことはない」という点から、
とくに問題ないと考えられています。
但し、ビジネスローンを直近で利用している状態でのファクタリング利用の場合、
「会社規模に合わない資金調達をしているのでは?」と疑われて、
ファクタリング会社の審査に落ちる可能性もあります。

【銀行融資】を受けている場合

銀行融資を受けている場合、
融資の契約内容をよく読んでおいた方が良いですね。
融資の契約内容の中に、
ファクタリングをはじめとする他の資金調達を禁止していたり、制限している場合もあります。
他の資金到達を禁じられている場合は、
ファクタリングはもちろん利用できませんので、注意してください。

ファクタリング会社の乗換タイミングは?

担当者の対応が悪い時

ファクタリングで一番大切なのは、
「売掛金を現金化する事」なのではなく、
「資金調達後の資金繰りをどうやって行っていくのか?」が大切なのです。
本来であれば、資金繰りについてアドバイスをしてくれる、信頼のできる担当者がいるのか?
と言う事が一番の理想なのです。
人と人の付き合いになりますので、
相性もあるとは思いますが、
「親身になって相談にのってくれない」
「対応が遅い」
など、ファクタリングを利用するに当たって、
「あれ?」と言う事があるのであれば、
ファクタリング会社の乗換時期かと考えられます。

債権譲渡登記が必要な時

ファクタリングを利用するにあたって、
契約時に「債権譲渡登記」が必要と言われる時があります。
債権譲渡登記を行う時は、
申込者または申込企業が債権譲渡登記に必要な予算として数万円を払わないといけなくなります。
場合によっては、
取引銀行やお客さん(取引先)が債権譲渡登記を確認してしまって、
ファクタリングの利用を取引先に知られてしまう時があります。
債権譲渡登記が必要と分かった時は、
ファクタリング会社の乗換を検討するか、
契約をしている最中であれば、契約を破棄してしまうと良いでしょう。

手数料の高さに不満を感じた時

ファクタリングの利用時に発生する手数料は、
ファクタリング会社によって変わってきます。
もし、手数料が高いと感じているのでしたら、
手数料が安いファクタリング会社に乗り換える事を検討しても良いでしょう。
手数料が安いファクタリング会社を見つける事ができるなら、
その分、調達できる資金が多くなるのは決定事項なので、
資金調達に有効な手段だと言えます。

見積内容と契約内容が違う時

利用中のファクタリング会社が提示している見積もり内容と契約内容が違う場合、
乗換えを検討すると良いですね。
その理由は、
現在、利用しているファクタリング会社は、
悪徳業者の可能性が高いからです。
「見積や契約書にない費用を請求してくる」など、
思わぬトラブルに発展する可能性が非常にあるため、
トラブルを回避するためにも、早めにそのファクタリング会社とは手を切る事をおすすめします。

買取金額の入金が遅い時

債権の買取金額の入金が遅い時も乗換えを検討する事をおすすめしています。
ファクタリングの最大の魅力は、
「スピーディーに資金を獲得できる」と言う事です。
確かに、ファクタリング会社によって、入金のスピードは変わってくるのも事実です。
しかし、
充分間に合うスピードで資金化できない場合、
資金繰りを悪化させる可能性も充分に出てきます。
素早く資金化してくれるファクタリング会社を探した方が良いでしょう。

ファクタリング会社を探す時の注意点

ファクタリング会社を探す時の注意点は、
・相場よりも高い手数料を要求してくる
・ファクタリングを装って資金の貸し付けをしてくる
・給料のファクタリングをしている
などなどです。
悪徳業者の場合、
どれも、利用者の不利な条件で契約を結ぼうとしてきます。

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ファクタリング会社を探す時に、
絶対に悪徳業者を選びたくありません。
そのためには、
見つけたファクタリング会社の条件面ばっかりを見るのではなく、
評判や口コミを確認するのも大切なところです。
是非、安全な資金調達を行ってください。

ファクタリングを複数社に(同じ債権で)依頼したらバレる

ファクタリングを複数社に(同じ債権で)依頼する事を、
ファクタリングの二重依頼と言い、確実はバレます。
更に言うと、
ファクタリングしてもらっている債権を二重に買取ってもらう事は違法です。
場合によっては、
詐欺罪や横領罪になる可能性もありますので注意してください。

ですので、
ファクタリング会社との付き合いは1社に限定した方が間違いなく安全ですが、
乗り換える時などは、一時的に2社と付き合う事になる可能性もあるので、
注意して債権の準備をしてください。

例えば、

同じ支払い月の債権でも違う会社の債権や、

同じ会社の別の月の債権であれば大丈夫です。

同じ債権とは、

同じ月の支払いの同じ会社の債権は二重譲渡となって違法になりますので、
絶対に避ける様にしてください。

ファクタリングの二重譲渡がバレるタイミング

ファクタリングの債権二重譲渡がバレるタイミングを紹介していきます。
大前提として、
ファクタリングの債権二重譲渡は、間違いなく犯罪ですので、
避けてください。
もし、ファクタリング会社に二重譲渡を行った場合、
間違いなくバレるのと、
ファクタリング会社も二重譲渡や架空債権譲渡には常に警戒されていますので、
絶対に行わないでください。

支払い期日到来時

ファクタリングは売掛金を早い時期に現金化する事が目的です。
その為、
本来の支払い期日に取引先から入金があった時は、
ファクタリング会社へ速やかに送金を行う事が必要です。
しかし、
二重譲渡を行っている場合、
どちらか一方にお金を支払う事ができなくなります。
このタイミングでファクタリング会社は資金の回収ができなくなって、
現在の入金の調査や聞き取りが行われる事になります。
場合によっては、
ファクタリング会社が刑事告発を視野に入れて動き出します。

二重譲渡の内部通報があった時

内部告発や内部通報があった場合にも、ファクタリング会社は独自に調査を行うことがあります。
二重譲渡や架空債権の買取依頼については、
内部告発や内部通報から発覚する事も多いのです。
もし、
不正が行われた場合には、厳正な対処を取らざるを得なくなります。

自社の従業員からの問い合わせ

ファクタリングを申し込んだ会社の経理担当からファクタリング会社へ問合せがあり、
そこからファクタリングの不正や二重譲渡の疑いが出てしまい、発覚してしまう事も多々あります。
ファクタリングは、
買取られた債権の入金があった場合は、ファクタリング会社へ入金をするのですが、
二重譲渡をしている場合は、
最低でも2社の振込先が存在する事になり「どちらに送金すれば良いのか?」と、
経理担当が混乱してしまい、発覚してしまう事もあります。

ファクタリングで二重譲渡をすると起こる事

ファクタリングで二重譲渡を行うとどうなるのか?について書いていきます。
一般論として起こる事を紹介していきます。

代金の支払不能になる

ファクタリング会社に買取ってもらった債権の支払いが不能になります。
ファクタリング会社は債権の売買契約をしている業者です。
貸金業ではありませんので、多くの場合は、代金支払い不能と言う事になって、
詐欺罪や横領罪で刑事告発を視野に入れて行動する事になります。

売掛先への通知が行われる

2社間の場合は売掛先になんの通知も行わないで取引を開始されますが、
売掛先に通知を行わなければならなくなる事もあります。
期日に入金がおこなわれない場合は、ファクタリング会社は、
売掛先に対して債権の主張を行う事もあります。

刑事告訴される事も

詐欺罪や横領罪で不正に申込を行った人物を刑事告訴や刑事告発される事も多々あります。

民事訴訟される事も

ファクタリング会社から民事訴訟を提起される事もあります。

この場合、

刑事・民事の両方で裁判を粗そう事になるので、
二重譲渡を行った人は、取り返しのつかない事態になると言って良いでしょう。
更に言うと、
事業継続の断念も視野に入れる必要があります。
会社の資金サイクルがショートしたり、
社会的信頼が失墜するなど、
様々な事情によって、
事業継続を断念せざるを得ない事になります。

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ファクタリング業者間の情報共有はあるのか?

ファクタリングの審査に落ちた時、
「あれ?もしかして審査に落ちた事が他のファクタリング会社に知られていないか?」
と言う心配をしていませんか?
また、
「以前、ファクタリング会社を利用していた実績が他のファクタリング会社に伝わっていないか?」
などと考えている方もいらっしゃると思いますが、
実際の所はどうなのでしょう?

ここでは、
「ファクタリング業者同士での情報共有」について解説していきます。

ファクタリング業者間の情報共有はあるのか?
ファクタリングの業界には、
銀行の様な信用情報機関はありませんので安心してもらって良いと思います。
もちろん、
ファクタリング業者間での情報の共有もありません。
ファクタリング業者間は基本的に競合相手になるので、
自分達で集めた顧客情報を他のファクタリング会社に渡す事もないと思って良いでしょう。

ただし、

稀に情報が共有される事もあります。

ファクタリング業者間で情報共有がなされるケース

1.二重譲渡をした場合

複数のファクタリング会社でファクタリングを受けて、
売掛金を二重譲渡にして支払い不能にしてしまった場合は、
ファクタリング会社同士で連絡を取り合わないといけなくなるので、
情報共有が起こる可能性が充分あります。

2.同じグループのファクタリング会社

同じグループで経営しているファクタリング会社の場合、
元の会社が一緒なので、情報共有がなされる可能性が充分あります。
特に、トラブルを起こした顧客は共有されます。

3.悪質なファクタリング会社の場合

悪質なファクタリング会社の場合、
お客様が売掛金を買い取ってもらった事を売掛先に知られたくないハズなんです。
そこを逆手にとって揺すってくる可能性も充分ありますし、
秘密裏に他のファクタリング会社へ顧客情報を流している可能性も充分あります。
顧客を騙す方法はいくらでもありますので、何をするか分かりません。

ファクタリングのサービスを受けると言う事は、
情報は知られてしまうし、弱みを知られてしまう事でもあります。
信頼できるファクタリング会社を出来るだけ探してお付き合いする事が大切です。

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ファクタリング返さないとどうなる?

ファクタリングで資金調達したお金を返済できなかったらどうなるのでしょう?
実際にファクタリングの利用時に返済できなかったらどうなるのか見ていきましょう。

ファクタリングの踏み倒しは絶対に避けましょう

どうしてファクタリングの踏み倒しは避けるべきなのか、
理由を書いていきますので参考にしてください。

<横領や詐欺になる可能性>

ファクタリングを利用して返済できないのは、
横領や詐欺に当たる可能性が充分あります。

①使ってしまった場合、横領になります。

②踏み倒した場合、詐欺で訴えられます。

罪に問われれば法的措置も講じられてしまい、
持っている財産を差し押さえられる事も充分あります。
ファクタリング会社からはもちろんなんですが、
取引先からの信頼も完全に失ってしまいますので、
絶対にやめましょう。

そして、
返済できなかった場合のケースは以下の2つが行われます。

①売掛先に「債権譲渡通知」が通知されます。

貴方に催促通知を出されても返済ができなかった場合、
売掛先の企業に債権譲渡通知書が通知されます。

取引先からは突然、債権譲渡通知書が届くので、
最初は混乱しますが、
次第に意味が分かって、貴方の会社への評価を下げてしまいます。

②返済できないと損害賠償請求の可能性も

また、返済ができないと判断された時は、
損害賠償請求となる可能性もあります。
損害賠償となると、
ファクタリング会社に損害金を支払う必要もありますし、
返済が滞っているので遅延金まで支払う事になります。

ファクタリングは2社利用できますか?

ファクタリングは、
現在持っている売掛債権を買い取ってもらうサービスで、
ファクタリング会社が貴方の会社で持っている売掛債権を買い取る事で成立します。
上記でも書きましたが、
同じ債権を2社のファクタリング会社に買い取ってもらうと言う事をすると、
二重譲渡となってしまうので、行為としてはNGとなります。
しかし、
2社のファクタリング会社を同時に利用するのは問題はありません。
しかし、この時注意しないといけないのは、
やはり、二重譲渡です。
間違って同じ債権を買い取ってもらう様な事をしてしまうと、
二重譲渡となって違法性が高くなり、
詐欺になる恐れもありますので、
注意が必要です。

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