ファクタリングから抜け出すためにどうしたら？
ファクタリングから抜け出すためにはどうしたら良いでしょうか？
と言う質問があったので解説していきます。
Question
現在、ファクタリングを良く利用しています。
良くというより毎月利用しています。
ファクタリングを毎月利用するにあたって、
毎月毎月、手数料を取られてしまっていて、
よくよく考えたら、
手数料って会社の利益なんだよなぁとつくづく思い、
ファクタリングを止めたいと思う様になりました。
しかし、
現在、自転車操業的な会社運営をしている事から、
なかなかファクタリングから抜け出せません。
どうやったら抜け出す事ができるのでしょうか？
良い知恵があったら教えてください。
Answer
まずはファクタリング会社の手数料を検討する
①ファクタリングの手数料を交渉して安くしてもらう
現在、利用しているファクタリング会社に、
手数料を安くしてもらえる様に交渉する。
何か月も長い間利用しているのであれば、
良心的なファクタリング会社であれば交渉に乗ってくれると思いますよ。
②他のファクタリング会社を検討する
現在のファクタリング会社の手数料がどれだけ取られているのか分かりませんが、
現在は2％とか3％と言うファクタリング会社も多数存在します。
安いファクタリング会社を何社か見つけて同時に相談してみたらいかがでしょう？
まずは、
ファクタリングで出て行っている手数料の割合を安くする努力をしてみてください。
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お金の出し入れをチェックする
資金の枯渇問題の解決方法は、
まずは何に資金が出ていっているのかチェックする必要があります。
全てをチェックして、
なんの仕事にどれだけの資金を使っているのか？をチェックしてください。
そして、
削れる物は削って、
出さなくても良い物は出さない。と言う点検をする必要があります。
そして、
人件費についても、
安くても良い物には安くする必要があります。
そうやって、
お金の出何処を確認して、
安く済ませる事のできる物は安く済ませる。
出さなくて良い物は出さない。と言った選択が必要です。
ファクタリングから抜け出すためには、
ちょっとづつでも良いので、
出るお金を抑えて、
一回に出るお金を抑えるだけ抑える事をし、
それを積み重ねて、
ファクタリングで出ていくお金を捻出する必要があります。
支払いサイトを総点検
お客さんに支払いサイトを「月末締めの翌月末支払い」で交渉していない方が多いんです。
この支払サイトを守ってもらわないと、
小さい会社だと、いずれ資金難に陥る可能性があります。
人に対する支払いは締めた月の同月末に支払う事が多いと思います。
なのに、
「月末締めの翌月末支払い」よりも長い支払いサイトで取引していったら、
自分の持ち出しがどんどん膨れ上がってしまうので、
すぐに危機的状況に陥りやすくなります。
しかも、
支払いサイトは交渉できないと思っている方も多い様です。
実は、
支払いサイトは交渉できます。
そして、
多くの会社は、
希望を言うと従ってくれるものです。
もし、
支払いサイトが長い場合は、
しっかり交渉して、
「月末締めの翌月末支払い」に変更してもらいましょう。
「新規のお客さん」を獲得する
現状のキャッシュフローが悪い。
もしくは、
現状のキャッシュフローでは対応できないから、
ファクタリングを利用しているんだと思います。
と言う事は、
現在のキャッシュフローを改善するために、
「月末締めの翌月末支払い」で対応してくれるお客さんを、
より増やしたらどうでしょう。
そうする事で、
現状のキャッシュフローを改善に近寄せてくれて、
売上が上がっていきますよね。
「貴方の経営に具体的アドバイス」をくれる人を探す
現在、資金繰りに苦しんでいる場合、
ほとんどの場合、
・売上を上げる仕組み作り
・キャッシュフロー
・マーケティング
などの経営全般の知識に乏しい場合が多いです。
いくら営業力があっても、経営の知識が無ければ、
仕事はビジネスとしては成り立ちません。
つまり、
「経営コンサルタント」や、
「経営アドバイザー」などに今の状態を確認してもらい、
改善策を探ってもらう事も必要です。
「資金援助」をしてくれる人を探す
あなたのブレーンに資金援助をしてくれる人はいますか?
いくら経営に長けていて、色々なアドバイスが出来ても、
危機的状況をすぐに救い出せるのは「資金援助」以外ありません。
資金を補充できれば絶体絶命の危機は脱する事も可能になります。
と言う事で、
「資金援助」をしてくれるパートナーがいれば心強いです。
ファクタリングにおける手数料は抜け出すためにも大事！
ファクタリングから抜け出すためには、
現在、ファクタリングサービスをお願いしている会社の、
手数料の金額に左右される事もあります。
現在利用しているファクタリング会社の手数料を見てみて、
現在の相場から比べてみるのも必要な事です。
ファクタリングの手数料は2社間と3社間とでは全然違う
ファクタリングの取引には2社間と3社間とがあり、
手数料が全く異なります。
手数料が異なるのには理由があって、
ファクタリング会社のリスクが関係しています。
そのリスクを考えて設定されている手数料を解説していきます。
2社間ファクタリング：1％～12.5％
当サイトで紹介している2社間取引のファクタリング会社の手数料は、
1％～12.5％位です。
利用企業とファクタリング会社との間で契約が完了する取引方法です。
3社間ファクタリング：0.5％～5％
当サイトで紹介している3社間取引のファクタリング会社の手数料は、
0.5％～5％位です。
利用企業とファクタリング会社と売掛先の3社の取引になりますので、
売掛先にはファクタリングを通知されてしまいます。
ファクタリングの手数料の決め方
ファクタリング会社の手数料は、
どのファクタリング会社も同じ様な基準で設定されています。
その手数料を決める基準は何なのか？
解説していきます。
売掛先の信頼性は高いのか？
ファクタリング会社は利用企業から売掛金を買い取るわけですから、
売掛先の信頼度が重要になります。
もちろん、回収できなければ大きな損失を負います。
だから与信を行うのですが、
しっかり信頼を持てる売掛先と言う判断が付けば、
リスクは減りますので、手数料は安く設定されます。
売掛金は高いのか？
一回の取引が多きれば大きいほど、
手数料の額も大きくなります。
手数料はファクタリング会社の固定費がほとんどなので、
一回の取引が大きいと、手数料の割合も少なくて済みます。
つまり、
手数料が安く設定されるのです。
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いかがだったでしょう？
以上がファクタリングから抜け出すための方法となります。
ファクタリングは計画的に使う分には充分役に立つのですが、
ファクタリングを使わないと経営していけない状態になるのは、
会社の経営上、不健康と言えます。
少しづつでも良いので健康な方向にシフトしていける様になる事を祈っています。
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